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被災された方々には、心よりお見舞申し上げます
また、亡くなった方、ご家族や親しい人を亡くされた方、お悔やみを申し上げます
地震から一夜明け、とりあえず本人、家族、親戚は無事を確認できた。
秋葉原で最初の地震に遭遇したが、都内ではそれほどの被害は無かった。そして、つくづく自転車の威力を思い知った。帰宅後に、連絡のつかない別世帯の家族の安否を確認するのに30キロほど走ったが、自動車よりはるかにスムーズに行動できた。
機能の使用車体
フラットバーの固定ロード(都内の移動)
ガレキが無かったため、地震の後もスムーズに走行できたが、パンクの心配が常にあった。
ハードテールMTB(シートポストキャリア付)
走破性の面でこれがベストと感じた。タイヤがFR2.5インチ、RR2.25インチのスリックタイヤで、舗装路では問題なし。
シューズのリペア
VANSのビンディングシューズが壊れてしまいました。
先日、出先で片ひざをついた際に右のかかとがバリッと見事に分離。
自分はしゃがんで作業をしたりする時に右ひざをつくことが多く、右足のつま先が深く曲がって負担がかかっていたようです。幸いつま先の方までははがれておらず、とりあえずその時はソールを戻してすり足で歩く様にして帰りまで持たせました。
捨てようかとも思ったのですが、気に入っていたシューズだしソールも全然減っていないので修理することに。
まずは構造を調べて方針を立てるため、はがれかけたソールをばらします。
画像2:本体、ビンディング取り付けプレート、ソール
はがしてみると、ミッドソールとアウトソールの間に溝が掘ってあって、そこに樹脂のビンディング取り付けプレートがはさまった構造で、接着されているだけなのが確認できた。
ここで
1 このまま接着しても、またはがれる恐れがある
2 もともとこのシューズは底がフラットな割りにフレックスが固くて歩きにくい。
という2点から、プレートを何とか柔らかくする事に挑戦(最悪シャンクの代わりにゴム板でも挟んでスニーカーとして履けるだろうという読み)してみます。
方針が決まったところで左もばらし、シャンクの加工に着手
画像3:ビンディング取り付けプレート上面
画像4:ビンディング取り付けプレート下面
クリートが付いている四角い枠の部分は残し、前後を加工しました。
つま先側はクリートの直前上面に横溝を4本掘り、下面を削る
土踏まず部は上面のリブを完全に削り取る
かかとは周囲のリブを残し、内側のリブを削り取る
以上の事をフレックスを確かめながら徐々に行いました。
接着にはセメダインスーパーXクリアを使用
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では簡単なインプレ
歩きやすさがアップ
→プレートを柔らかくした狙い通り
かかとの履きこみが若干深くなり、ホールド感アップ
→プレートの削りこみでかかとの凹みが深くなり、浅めに感じていたかかとのホールドが丁度良くなった
土踏まずのホールドが低下
→中敷にコルクシートを追加して対応
自分としては「買ってすぐやってもいいんじゃね?」ってくらいの成功。お気に入りがゴミにならずにすみました
シートクランプのちょっとした改造について。
MTBではクイックレバータイプのシートクランプを使用しています。
今まで使ってきたクランプの中ではSALSAのが文句無しに最高でした。
そこで、他のシートクランプも同じような締め心地に出来ないかと考えて、タイオガのシートクランプを改造してみました。
どこを変えてあるか分かるでしょうか?
3枚並んでいるワッシャが換えた部品です。元は樹脂のブッシュと台座の皿状ワッシャが付いていましたが、締め付けによってつぶれてしまい、レバーの操作力の割りに締め付けが強くならずにいました。
SALSAのシートクランプはレバーのカムとクランプバンドの受けに何も挟まっておらず、それがソリッドなフィーリングを生み出している様です。
そこで、パーツのストックを掘り返して選んだのが左側の片側が丸くへこんだワッシャです。
これはクロモリのフォークにキャリパーブレーキをつける際に、フォーク側の凸形状に合わせて取り付けボルトに使用するパーツです。
それだけでは若干アールが合わないので、真ん中のワッシャ(一般用のステンレスワッシャ)を重ねます。
摺動部がレバーのアルミとステンレスではアルミの方が負けて削れそうなのでアルミのワッシャを追加しました。これはビールの空き缶の底が厚さがそこそこあって良さげなので、それを使用。
各部にグリスを塗布して組み上げ、使用してみたところ狙い通りの使い心地!無理に締めこまなくてもばっちり固定できます。
見た目の安さはまったく変わらないけど…
ドロップハンドルのセッティングその2
昨日の続きということで、今日は各ハンドルのセッティングを画像で比較するためとっかえひっかえ撮影してみました
1.SALSA SHORT&SHALLOW アナトミック w420(c-c),reach82,drop144
1-1上面のつながり重視
アルテグラ6600
テクトロ
ショートリーチとはいえ、上面を水平になるまでハンドルを送るとさすがにリーチが伸びますね。
この角度でのリーチは約110ミリ(c-c)
クリストフ・モローがLOOKに乗っていたころ、リッチーのハンドルをこんなセッティングにしていました。
ここまで送るとITMやデダ等のアナトミックでは下ハンの角度が立ち過ぎてしまいます。
上に比べ、リーチが短くなりました。ブラケットが20ミリ程近く、低くなった感じです。
自分は、こちらの角度を基本にしています。
ブラケットにシムをかまして前下がりにセット
シム挿入部
自分が使っていたときのセッティング。
一枚目と二枚目でブラケットの角度が微妙に違うのが分かるでしょうか。クランプバンドの上に1ミリ程度のアルミ板をはさみ込むことでブラケットを握りやすくしています。旧STIの頃からやっていますが、これはかなりお勧め。
ただし、締め付け角度を無理に斜めにすることになるので、クランプバンドの上側エッジを少し面取り(こっちが食い込み気味になるので)。
この方法は保障対象外の取り付けなので超軽量ハンドルやカーボンハンドルではやらない方が無難。
2.ITM PRO260 ラウンドシャロー w420(o-oc),reach103,drop161
リーチ長め、ドロップ小さめになり、ブラケットと下ハンの位置関係はアナトミックシャローに近い。
今の自分のメインはこの2枚の状態です
最近のコンポはブレーキレバーの形状が良くなってきて、横から見てハンドル上面と一直線になっていなくてもブラケットを握りやすくなっていますね。プロの丸ハンを使用率は以前よりアップしてるような気がします。
ブラケットポジションでは、手のひらに対しブラケット上面の平らな長さが十分あればハンドル上面が水平でなくても問題ない。
下の画像のように、ブラケットの後端がハンドル肩のアールにかかる位置では、手のひらが当る上面外側でハンドルが邪魔にならず、少し引いたところを握るのもやりやすい。
自分は、この点で丸ハンドルの肩のアールはある程度大きい方が好きですね。
ITMにアルテグラをセットしたハンドルを上から
span style="font-weight:bold;">3.TNI ERGONOMIC-SHALLOW-フラットトップ w400(c-c),reach70,drop125
あまり変わりませんね、若干リーチが変わるくらいでしょうか。
さすがにどこも持ちやすいです。ブラケットの位置は丸ハンの位置を20ミリ程上げた感じです。
まだ乗り込んでないのでセッティングはこれから
4.NITTO NEAT Mod.185 w400(c-c),reach82,drop140
9S105をつけっぱなしなので写真はまた後日。
ハンドルネタはやり始めると色々書きたいことが出てきてなかなかまとまりません。今回はひとまずこれで終わりますが、また何かしら書くと思います、プロのセッティングとか。
画像は見てくれた方の購入やセッティングの参考になれば幸いです。
では
今日はそれぞれのドロップハンドルの違いについて
自分の自転車のセッティングメモも兼ねてつらつらと書いて行きます
現在ロードバイクは3台
1.LOOK KG361(530c-c)9s105
2.BMC SSX(Lサイズ)10sアルテグラ■[自転車パーツ]
3.クロモリ(570c-t)Wレバー9sコンポはバラバラ
所有ハンドルバーの内、ドロップハンドルは5本です
1.SALSA SHORT&SHALLOW アナトミック w420(c-c),reach82,drop144
デダやITMのアナトミックに比べればリーチ、ドロップともに小さく、リッチーのハンドルに似た形状。
ドロップの曲げ角が大きく、上面を水平気味にしても下ハンの角度が立ちすぎないのが良い。
リッチーと同様バーエンドがやたら長いので20ミリほどカットして使用しています。
このハンドルを付けるとなんだかアメリカンな雰囲気になる気がする…
3台それぞれで使用、現状お休み
2.ITM PRO260 ラウンドシャロー w420(o-oc),reach103,drop161
BMCでのメイン
バランスのいいハンドル。9SのSTIではブラケットと上面のつながりが滑らかにならないが、リーチ、ドロップのサイズがちょうど良く、コンポを10Sアルテグラにしてからはメインで使用していました。
ハンドルの送り、ブラケットの位置など、セッティングの許容範囲が広く、また微妙な持ち替えもし易いので一番好きな形です。
デダのシャローとの違いは、ドロップのアールがこちらの方がやや大きく、自分の手にはこちらの方がしっくりきます。また、微妙な違いですが、上面の曲がり初めまでがITMの方が少し短いため、ブラケットの位置が手前に来ます。
最近はどのコンポもブラケットの形状が握りやすくなってるので、以前よりハンドルの上面を水平にしなくてもOKになってきており、下ハンとブレーキレバーとの距離が短く出来る丸ハンの方が使いやすい。
3.TNI ERGONOMIC-SHALLOW-フラットトップ w400(c-c),reach70,drop125
最近流行のエルゴシャローを使ってみたくて購入。まだ試していません。
自分は今までクランプ径26?のハンドルしか使ってこなかったので、オーバーサイズのステムを持ってません。
と、いうことでエルゴシャローではノーマルサイズのあるTNIしか選択肢がありません。しかしこういうサイズを揃えてくれる事といい、コストパフォーマンスの高さといい、すばらしい!
ステム(は持ってないけど)も安くて軽くてサイズが細かく(5ミリ刻み)、ポジション出しには良さそう。
フラットトップ形状もどんな感じかまだこれから。
4.NITTO NEAT Mod.185 w400(c-c),reach82,drop140
クロモリロードに使用
2のITMとほとんど同じ形状。Wレバーのクロモリ車につけて使用中。自分はSTIやWレバーしかもっていないのでケーブル溝が一本のこっちの方が使いやすい。そのほかはITMのと一緒。
5.NITTO NEAT Mod.184-STI w400(c-c),reach98,drop135
LOOKに使用
今持っているドロップハンドルで一番古い一本。
最初に使っていたデダのアナトミックから付け替えて使用。STI専用というコンセプトの最初で、ハンドル史に残る名作だと思う。ニットーがこれを出したときはうれしかった
ハンドルのマーキングに合わせてブラケットを取り付けるとハンドル上面がブラケット上面より高くなってしまうので、若干上に取り付けた。その後下ハンでレバーが遠いためブラケットにスペーサーをかましたり色々試行錯誤を重ねた。また、自分のは初期ロットのため98ミリとリーチが長い(現行は92ミリ)。
デダのアナトミックの下半分に水平な上ハンが付いた感じで、ハンドル取り付け角の調整の余地はほとんど無い。フラットな上面と自然な角度のドロップ部が両立するのは当時他に無かった。
ブラケット基準にポジションを合わせると、デダのアナトミック(ハンドル下水平)に対しステムを10ミリ短くし、15ミリ低くセットする感じ。
続きは明日
2008-10-24ドロップハンドルのセッティングその2
昨日の続きということで、今日は各ハンドルのセッティングを画像で比較するためとっかえひっかえ撮影してみました
1.SALSA SHORT&SHALLOW アナトミック w420(c-c),reach82,drop144
1-1上面のつながり重視
アルテグラ6600
テクトロ
ショートリーチとはいえ、上面を水平になるまでハンドルを送るとさすがにリーチが伸びますね。
この角度でのリーチは約110ミリ(c-c)
クリストフ・モローがLOOKに乗っていたころ、リッチーのハンドルをこんなセッティングにしていました。
ここまで送るとITMやデダ等のアナトミックでは下ハンの角度が立ち過ぎてしまいます。
上に比べ、リーチが短くなりました。ブラケットが20ミリ程近く、低くなった感じです。
自分は、こちらの角度を基本にしています。
ブラケットにシムをかまして前下がりにセット
シム挿入部
自分が使っていたときのセッティング。
一枚目と二枚目でブラケットの角度が微妙に違うのが分かるでしょうか。クランプバンドの上に1ミリ程度のアルミ板をはさみ込むことでブラケットを握りやすくしています。旧STIの頃からやっていますが、これはかなりお勧め。
ただし、締め付け角度を無理に斜めにすることになるので、クランプバンドの上側エッジを少し面取り(こっちが食い込み気味になるので)。
この方法は保障対象外の取り付けなので超軽量ハンドルやカーボンハンドルではやらない方が無難。
2.ITM PRO260 ラウンドシャロー w420(o-oc),reach103,drop161
2-1上面のつながり重視
リーチ長め、ドロップ小さめになり、ブラケットと下ハンの位置関係はアナトミックシャローに近い。
2-2下ハン水平
今の自分のメインはこの2枚の状態です
最近のコンポはブレーキレバーの形状が良くなってきて、横から見てハンドル上面と一直線になっていなくてもブラケットを握りやすくなっていますね。プロの丸ハンを使用率は以前よりアップしてるような気がします。
ブラケットポジションでは、手のひらに対しブラケット上面の平らな長さが十分あればハンドル上面が水平でなくても問題ない。
下の画像のように、ブラケットの後端がハンドル肩のアールにかかる位置では、手のひらが当る上面外側でハンドルが邪魔にならず、少し引いたところを握るのもやりやすい。
自分は、この点で丸ハンドルの肩のアールはある程度大きい方が好きですね。
ITMにアルテグラをセットしたハンドルを上から
span style="font-weight:bold;">3.TNI ERGONOMIC-SHALLOW-フラットトップ w400(c-c),reach70,drop125
3-1上面水平
3-2下ハンドルエンド水平
■[自転車パーツ]今日はそれぞれのドロップハンドルの違いについて 05:02
前回からほっとき過ぎにも程があるな…
今度は頑張ろう自分
自分の自転車のセッティングメモも兼ねてつらつらと書いて行きます
現在ロードバイクは3台
1.LOOK KG361(530c-c)9s105
2.BMC SSX(Lサイズ)10sアルテグラ
3.クロモリ(570c-t)Wレバー9sコンポはバラバラ
所有ハンドルバーの内、ドロップハンドルは5本です
1.SALSA SHORT&SHALLOW アナトミック w420(c-c),reach82,drop144
デダやITMのアナトミックに比べればリーチ、ドロップともに小さく、リッチーのハンドルに似た形状。
ドロップの曲げ角が大きく、上面を水平気味にしても下ハンの角度が立ちすぎないのが良い。
リッチーと同様バーエンドがやたら長いので20ミリほどカットして使用しています。
このハンドルを付けるとなんだかアメリカンな雰囲気になる気がする…
3台それぞれで使用、現状お休み
2.ITM PRO260 ラウンドシャロー w420(o-oc),reach103,drop161
BMCでのメイン
バランスのいいハンドル。9SのSTIではブラケットと上面のつながりが滑らかにならないが、リーチ、ドロップのサイズがちょうど良く、コンポを10Sアルテグラにしてからはメインで使用していました。
ハンドルの送り、ブラケットの位置など、セッティングの許容範囲が広く、また微妙な持ち替えもし易いので一番好きな形です。
デダのシャローとの違いは、ドロップのアールがこちらの方がやや大きく、自分の手にはこちらの方がしっくりきます。また、微妙な違いですが、上面の曲がり初めまでがITMの方が少し短いため、ブラケットの位置が手前に来ます。
最近はどのコンポもブラケットの形状が握りやすくなってるので、以前よりハンドルの上面を水平にしなくてもOKになってきており、下ハンとブレーキレバーとの距離が短く出来る丸ハンの方が使いやすい。
3.TNI ERGONOMIC-SHALLOW-フラットトップ w400(c-c),reach70,drop125
最近流行のエルゴシャローを使ってみたくて購入。まだ試していません。
自分は今までクランプ径26?のハンドルしか使ってこなかったので、オーバーサイズのステムを持ってません。
と、いうことでエルゴシャローではノーマルサイズのあるTNIしか選択肢がありません。しかしこういうサイズを揃えてくれる事といい、コストパフォーマンスの高さといい、すばらしい!
ステム(は持ってないけど)も安くて軽くてサイズが細かく(5ミリ刻み)、ポジション出しには良さそう。
フラットトップ形状もどんな感じかまだこれから。
4.NITTO NEAT Mod.185 w400(c-c),reach82,drop140
クロモリロードに使用
2のITMとほとんど同じ形状。Wレバーのクロモリ車につけて使用中。自分はSTIやWレバーしかもっていないのでケーブル溝が一本のこっちの方が使いやすい。そのほかはITMのと一緒。
5.NITTO NEAT Mod.184-STI w400(c-c),reach98,drop135
LOOKに使用
今持っているドロップハンドルで一番古い一本。
最初に使っていたデダのアナトミックから付け替えて使用。STI専用というコンセプトの最初で、ハンドル史に残る名作だと思う。ニットーがこれを出したときはうれしかった
ハンドルのマーキングに合わせてブラケットを取り付けるとハンドル上面がブラケット上面より高くなってしまうので、若干上に取り付けた。その後下ハンでレバーが遠いためブラケットにスペーサーをかましたり色々試行錯誤を重ねた。また、自分のは初期ロットのため98ミリとリーチが長い(現行は92ミリ)。
デダのアナトミックの下半分に水平な上ハンが付いた感じで、ハンドル取り付け角の調整の余地はほとんど無い。フラットな上面と自然な角度のドロップ部が両立するのは当時他に無かった。
ブラケット基準にポジションを合わせると、デダのアナトミック(ハンドル下水平)に対しステムを10ミリ短くし、15ミリ低くセットする感じ。
続きは明日