ドロップハンドルのセッティングその2

昨日の続きということで、今日は各ハンドルのセッティングを画像で比較するためとっかえひっかえ撮影してみました

1.SALSA SHORT&SHALLOW アナトミック w420(c-c),reach82,drop144

1-1上面のつながり重視

アルテグラ6600

テクトロ

ショートリーチとはいえ、上面を水平になるまでハンドルを送るとさすがにリーチが伸びますね。

この角度でのリーチは約110ミリ(c-c)

クリストフ・モローがLOOKに乗っていたころ、リッチーのハンドルをこんなセッティングにしていました。

ここまで送るとITMやデダ等のアナトミックでは下ハンの角度が立ち過ぎてしまいます。


1-2ハンドルエンドを水平に



上に比べ、リーチが短くなりました。ブラケットが20ミリ程近く、低くなった感じです。

自分は、こちらの角度を基本にしています。

3-1ハンドルやや送り


ブラケットにシムをかまして前下がりにセット

シム挿入部

自分が使っていたときのセッティング。

一枚目と二枚目でブラケットの角度が微妙に違うのが分かるでしょうか。クランプバンドの上に1ミリ程度のアルミ板をはさみ込むことでブラケットを握りやすくしています。旧STIの頃からやっていますが、これはかなりお勧め。

ただし、締め付け角度を無理に斜めにすることになるので、クランプバンドの上側エッジを少し面取り(こっちが食い込み気味になるので)。

この方法は保障対象外の取り付けなので超軽量ハンドルやカーボンハンドルではやらない方が無難。


2.ITM PRO260 ラウンドシャロー w420(o-oc),reach103,drop161

2-1上面のつながり重視



リーチ長め、ドロップ小さめになり、ブラケットと下ハンの位置関係はアナトミックシャローに近い。

2-2下ハン水平




今の自分のメインはこの2枚の状態です

最近のコンポはブレーキレバーの形状が良くなってきて、横から見てハンドル上面と一直線になっていなくてもブラケットを握りやすくなっていますね。プロの丸ハンを使用率は以前よりアップしてるような気がします。

ブラケットポジションでは、手のひらに対しブラケット上面の平らな長さが十分あればハンドル上面が水平でなくても問題ない。

下の画像のように、ブラケットの後端がハンドル肩のアールにかかる位置では、手のひらが当る上面外側でハンドルが邪魔にならず、少し引いたところを握るのもやりやすい。

自分は、この点で丸ハンドルの肩のアールはある程度大きい方が好きですね。

ITMにアルテグラをセットしたハンドルを上から


span style="font-weight:bold;">3.TNI ERGONOMIC-SHALLOW-フラットトップ w400(c-c),reach70,drop125

3-1上面水平

3-2下ハンドルエンド水平




あまり変わりませんね、若干リーチが変わるくらいでしょうか。

さすがにどこも持ちやすいです。ブラケットの位置は丸ハンの位置を20ミリ程上げた感じです。

まだ乗り込んでないのでセッティングはこれから

4.NITTO NEAT Mod.185 w400(c-c),reach82,drop140

9S105をつけっぱなしなので写真はまた後日。

ハンドルネタはやり始めると色々書きたいことが出てきてなかなかまとまりません。今回はひとまずこれで終わりますが、また何かしら書くと思います、プロのセッティングとか。

画像は見てくれた方の購入やセッティングの参考になれば幸いです。

では