シートクランプのちょっとした改造について。

MTBではクイックレバータイプのシートクランプを使用しています。

今まで使ってきたクランプの中ではSALSAのが文句無しに最高でした。

そこで、他のシートクランプも同じような締め心地に出来ないかと考えて、タイオガのシートクランプを改造してみました。

どこを変えてあるか分かるでしょうか?


3枚並んでいるワッシャが換えた部品です。元は樹脂のブッシュと台座の皿状ワッシャが付いていましたが、締め付けによってつぶれてしまい、レバーの操作力の割りに締め付けが強くならずにいました。

SALSAのシートクランプはレバーのカムとクランプバンドの受けに何も挟まっておらず、それがソリッドなフィーリングを生み出している様です。

そこで、パーツのストックを掘り返して選んだのが左側の片側が丸くへこんだワッシャです。

これはクロモリのフォークにキャリパーブレーキをつける際に、フォーク側の凸形状に合わせて取り付けボルトに使用するパーツです。

それだけでは若干アールが合わないので、真ん中のワッシャ(一般用のステンレスワッシャ)を重ねます。

摺動部がレバーのアルミとステンレスではアルミの方が負けて削れそうなのでアルミのワッシャを追加しました。これはビールの空き缶の底が厚さがそこそこあって良さげなので、それを使用。

各部にグリスを塗布して組み上げ、使用してみたところ狙い通りの使い心地!無理に締めこまなくてもばっちり固定できます。

見た目の安さはまったく変わらないけど…